フロア什器は商品の魅力を引き立てるために欠かせない店頭販促ツールです。特に、紙製やダンボール製什器は、軽量で扱いやすく、サイズやデザイン、印刷の面で自由度が高く、さまざまな用途に対応することができます。また、別のカテゴリーの売り場に関連する商品の棚を設置することで購買意欲を高めるクロスMD戦略での活用も注目されています。紙製・ダンボール什器は売り場のレイアウト変更にも柔軟に対応できるでしょう。
本記事では、紙製・ダンボール製フロア什器の特徴や、効果、製作時のポイントなどを解説します。
フロア什器の特徴
まずは、そもそもフロア什器とは何かを解説し、その効果や実例を紹介します。
フロア什器とは?
フロア什器は床(フロア)に設置する店頭販促什器です。販促什器の中でも大型なため、遠くからの視認性が高く、購買者の関心を引きやすい販促ツールです。その中でも、紙製・ダンボール製の什器は軽量で取り扱いがしやすいため、多くの業界で採用されています。
効果
・視認性と訴求力の向上
フロア什器を活用することで、ブランドの世界観を立体的に表現することができます。視認性の高いデザインやアイキャッチ効果のあるビジュアルを活用することで、棚に陳列する商品よりも目を引きやすく、顧客の興味関心を刺激できます。例えば、新商品や期間限定の商品の発売の際に、フロア什器を使い販促活動をすることで普段買わないアイテムに注目を集めることができ、新製品の魅力を伝え、購買意欲を刺激することができるでしょう。
・柔軟性と変化に強い売り場づくりが可能
常設の棚で全体を装飾したり、棚の配置を変更することは容易なことではありません。売り場の一部や催事など限られたスペースをフロア什器は有効に活用することができます。季節のイベントや商品のリニューアルなどでテーマ性のある売り場づくりを求められた際に、フロア什器で個性を取り入れることができます。このようにフロア什器は変化の激しい店頭販促のニーズに柔軟に対応するツールとなります。

製作実績あり!具体例をご紹介
フロア什器には、多種多様な形状があります。什器の役割を明確にし、商品特性や設置環境に最適なデザインを選択することで、販促効果を最大に引き出すことが可能です。ここでは、弊社の製作実績から具体例をいくつかご紹介します。
フロア什器 - 半円
半円タイプのフロア什器でボトルのカットアウト看板を差し込むことでビッグダミーのようなインパクトを与えるフロア什器になります。
フロア什器 - ジャンブル
投げ込み式のフロア什器です。乾燥スープやお菓子など積み重ねても問題ない商材を入れることで、陳列された商品よりも「お買い得感」を印象付けることができます。PETで透明な窓をつけることで、どんな商品が入っているのかが分かりやすくなります。
フロア什器 - カウンター兼用
フロア什器の上を取り外せば卓上や棚用のカウンターとしても使用できる兼用什器として設計し、売り場寿命を延ばし、長期間使用できる什器となります。
2BYO - オプション付
チラシやリーフレットなどを入れる透明のPETホルダーを取り付けて、情報を見た来場者が自然と手に取りやすい設計にすることで配布率を向上します。
これらはフロア什器の活用のほんの一例です。商品やプロモーションに合わせた設計をすることで十分な効果をもたらすことができます。
【ダンボール製】おすすめのフロア什器
PASSOTのフロア什器は、耐荷重性能に優れており、コンパクトに梱包できるため、輸送回数の削減や倉庫スペースを有効に活用することができます。また、ワンタッチで簡単に組み立てられるため、売り場での設置作業の手間を大幅に削減でき、多くのお客様から高く評価をされています。
ダンボール製のおすすめのフロア什器(CLAP・2 BYO)の詳細や特徴を紹介します。
CLAP
CLAPは、その名前の通り手を「パン!」と叩く一瞬で組み立てが完了する革新的なダンボール什器です。工具や複雑な手順を必要とせず、組み立て作業の時間と手間を大幅に削減可能です。優れた耐荷重性を備えているため、催事や展示会、ポップアップイベントなどに最適です。CLAPは片面タイプと両面タイプの2種類を用意しています。片面タイプは通路沿いやエンドスペースで活用でき、広い印刷面での訴求が可能です。両面タイプは表裏どちらからでも商品を手に取れるため、多くの顧客接点を生み出します。また、両面タイプを使って異なる商品を陳列することで、1台で2つのプロモーションを同時に展開することも可能になります。
2BYO
2BYOは店舗ディスプレイや展示会、プロモーションイベントなどのさまざまなシーンで活躍する自立式POPです。カスタマイズ性が高く、オプションパーツとしてPOPの取り外しや差し替えが可能です。POPの差し変えが可能なため、シーズンごとのプロモーションの切り替えにもスムーズに対応できます。例えば、クリスマスの華やかなデザインから、お正月の和を感じさせるデザインに切り替える際に、POPを差し替えるだけでシーズンをまたいで活用ができるため、新たな什器を用意するコストや設置作業の負担を削減することができます。これにより、スピード感を損なうことなく、持続可能な販促活動を実現することが可能です。
フロア什器の選定・製作時のポイント

最後に、フロア什器の選定・製作時のポイントや注意点を解説します。
設計時の留意点
紙製・ダンボール製のフロア什器は、オリジナル製作が可能であり、金属製やアクリル製と比較してコストパフォーマンスに優れ、軽量で扱いやすいと言ったメリットがあります。しかし、選定・設計の際は以下のポイントに注意することが重要です。
・展開サイズ
・使用期間
・陳列商品の重量
フロア什器は使用目的から、一定の大きさを持つことが多いです。設置スペースに適さない什器を製作すると、通行の妨げとなり、什器の転倒や破損の原因となります。また、棚にかかる荷重が想定を超えて使用されると、棚のたわみや脱落が発生する可能性があるため、設計段階での強度検証や補強などの工夫が必要になります。
フロア什器の目的を整理
前項では、フロア什器を選定する際の安全面に関する留意点について説明しましたが、フロア什器はさまざまな種類があり、用途・陳列する商品・設置環境に応じて最適な形状が異なります。また、商品やブランドイメージをどのように表現したいのか、購買者にどのように見てもらいたいのかを明確にし、什器に担わせたい役割を整理することが重要です。
フロア什器を製作するなら
今回は、フロア什器の特徴や効果、具体的な活用例、製作時に抑えるべきポイントについて紹介しました。
フロア什器は、床に設置する販促ツールです。特に、紙製・ダンボール製のフロア什器はコストパフォーマンスに優れ、軽量で取り扱いやすいといったメリットがあります。店頭の常設棚全体を装飾したり、棚の配置を変更することは容易ではありません。そこで、フロア什器を活用することでブランドや商品、季節のテーマ性を立体的に表現し、視線を集めながら効率的に購買意欲を高めることができます。一方で、フロア什器は商品を陳列する大型の什器になることもあるため、設計段階から強度検証や補強などの安全面への配慮が重要になります。PASSOTでは、紙製・ダンボール製のフロア什器はもちろん、より強度のあるスチール性のフロア什器の製作実績もございます。使用期間や目的に応じた、最適なツールをご提案しますので、ぜひ一度お問い合わせください。